ヒートポンプ式蒸気吹き込み型
ストリッピング装置(スケール対策)
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特徴
- ヒーターで軟水を加熱して真空蒸気を発生させる
- 缶出液を再加熱させるリボイラを使用しない
- ヒーターの伝熱面にスケールの発生なし・腐食の心配なし
熱回収コンデンサの冷却水から廃熱を回収し、ヒーターの熱源に再利用します。 熱回収コンデンサを追加することにより、ヒートポンプの低温水温度を高温水温度に極めて近い温度にすることが可能となり、高COPヒートポンプ(COP:4~6)を採用可能です。
ヒーターに軟水を供給し、スケール対策を図る方法は、ヒートポンプだけでなく蒸気圧縮機やMVRにも適用できます。
一次エネルギー削減率 | 43%(蒸気式との比較) |
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CO2削減率 | 69%(蒸気式との比較) |
【計算条件】
供給液:3000 kg/h , アセトン 1wt% ,
回収アセトン濃度 :98wt%
ボトムアセトン濃度:10 ppm以下
1次エネルギー換算値 産業用蒸気:1.02 (GJ/GJ)
1次エネルギー換算値 電気(全日買電):9.76 GJ/千kW
産業用蒸気のCO2排出係数:0.0036(GJ/kW)×0.0600(t-CO2/GJ)=0.000216(t-CO2/kW)
関西電力のCO2排出係数(2019年度実績):0.000318(ton-CO2/kW)
- ハイブリッド型MVR式
アンモニア回収装置 - ヒートポンプ式アンモニア回収装置
(令和5年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業対象設備) - 省エネ型ヒートポンプ式低温蒸発装置
- ヒートポンプ式低沸点溶剤回収装置
- 汎用ヒートポンプ式 蒸発蒸留技術
(令和5年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業対象設備) - ヒートポンプ式低沸リッチ型蒸留装置
- MVR(自己蒸気機械圧縮)型蒸発装置
(令和5年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業対象設備) - MVR(自己蒸気機械圧縮)型
蒸留ハイブリッド装置
(MVR 高沸点溶剤回収装置)
(令和5年度補正予算 省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業対象設備) - ハイブリッド型MVR式
高沸点溶剤回収装置 - MVR(自己蒸気機械圧縮)型
アンモニア回収装置 - 蒸気式/ヒートポンプ式
マルチ型多重効用濃縮装置 - ヒートポンプ式蒸気吹き込み型
ストリッピング装置(スケール対策)