木村化工機株式会社エンジニアリング事業部
『2030年への挑戦 循環型社会に向けた省エネルギ―革新技術』
我々は、地球温暖化防止の環境対策として
CO2排出量が少なく、
省エネに優れた最先端の製品を開発し、社会に提案します。
木村化工機株式会社のエンジニアリング事業部は、蒸発・濃縮装置、蒸留装置、溶剤回収装置、晶析装置、膜分離装置、濾過・乾燥装置、真空発生装置など多岐にわたる化学装置・各種プラントの開発・設計・製作・現地工事を行います。
特に、蒸発・蒸留プロセスの省エネとCO2排出削減技術においては業界トップクラスの技術力と研究開発力を有しており、MVR(自己蒸気機械圧縮)型蒸留装置、省エネ型ヒートポンプ式蒸留装置、などの開発・設計・製作・現地工事を行います。
特徴
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業界トップクラスを誇る蒸発・蒸留の省エネ技術
蒸発・蒸留プロセスは、化学産業においてエネルギーの消費が全体の40%を占めております。当社は、メタノールやアンモニア等低沸点溶剤における蒸留プロセスのランニングコストを最大で約50%削減させることができる「ヒートポンプ式蒸留装置」や加熱用熱源蒸気がほとんど不要となる「MVR(自己蒸気機械圧縮)型蒸発装置」を提供いたします。当社は、これらの装置を通して化学プラントの省エネ化に貢献しております。
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これらのエネルギー効率改善、資源効率向上の取り組みは、
次のSDGs目標に貢献します。エネルギー効率改善、
資源利用効率向上に関するSDGs目標7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
目標9.産業と技術革新の基盤をつくろう -
窒素循環、資源循環に貢献する有機溶剤や汚染物質回収技術
工場の排液に含まれるアンモニアなどの有機溶剤や汚染物質を回収する、「省エネ型ヒートポンプ式アンモニア回収装置」や「ハイブリッド型MVR型アンモニア回収装置」などの普及により、化学物質や汚染物質の環境への放出を大幅に削減し、窒素循環や資源循環の確立を目指します。
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これらの化学物質・廃棄物の排出削減・環境汚染物質の取り組みは、
次のSDGs目標に貢献します。化学物質・廃棄物の排出削減・
環境汚染防止に関するSDGs目標6.安全な水とトイレを世界中に
目標11.住み続けられるまちづくりを
目標12.つくる責任 つかう責任
目標14.海の豊かさを守ろうEMPC(設計、製造、調達、建設)の一貫した
エンジニアリングプラント建設業界では一般的に「EPC」(Engineering(設計)、Procurement(調達)、Construction(建設)の略)が知られていますが、当社はこれに「Manufacturing(製造)」の「M」を加えた「EMPC」(商標登録済み)を提唱しています。当社はプラントにおける設計、製造、調達、建設のエンジニアリングを一貫して対応します。
商品・サービス
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1
省エネ型蒸発・蒸留装置
(ヒートポンプ式/MVR型)メタノールやアンモニア等低沸点溶剤における蒸留プロセスのランニングコストを最大で約50%削減させることができる「ヒートポンプ式蒸留装置」や、加熱用熱源蒸気がほとんど不要となる「MVR(自己蒸気機械圧縮)型蒸発装置」を提供いたします。
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2
化学装置
各種蒸発・濃縮装置(液膜降下式蒸発濃縮装置、薄膜蒸発機等)、培養・発酵装置、蒸留装置、コンデンサ内蔵型高真空対応薄膜蒸発機を提供します。
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3
塔・槽・熱交換器
熱交換器・塔・槽・タンク・サイロなど各種圧力容器のハードウェア設計、プラントエンジニアリングに基づく機器設計・製作を行います。各法規に対応するとともに、中国向け圧力容器も製造可能です。
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4
EMPCエンジニアリング
当社はプラントにおける設計、製造、調達、建設のエンジニアリングを一貫して対応します。P&ID・配置図の作成から、架構、配管、電気・計装設計までのすべてに対応可能です。主要機器を自社工場で製作するため、高品質・低コストが両立できます。
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5
開発・その他装置
当社は、CO2削減に貢献する化学装置など環境に優しい技術の開発に取り組んでいます。また、お客さまの設備計画をサポートできる体制を整えており、種々のラボテスト、分析をはじめ、実証テストも実施しており、最新の計測・分析機器を駆使して、信頼性の高いデータを提供し、お客さまの確かな機種選定と装置計画・導入を支援します。