液膜降下式蒸発装置
液膜降下式蒸発装置は液が竪型加熱缶の伝熱管内壁を均一な液膜となって流下する間に蒸発濃縮が行われ、伝熱係数が良好で加熱面に接触する時間が短い特長があるため、熱感受性の強い液等に適しています。食品・化学薬品・医薬品などの濃縮に最適な型式です。
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特徴
- 装置がコンパクトで設置面積が小さく、安価
- 滞留量が少なく、滞留時間が短い
- 迅速な運転開始・停止ができる
- 応答性・制御性に優れる
- 製品熱劣化を防ぐ
- 良好な運転安定性、小さい温度差でも安定している、大幅なターンダウン運転にも適応できる
- 高い伝熱性能があり、特に小さい温度差でも高性能。
- 省エネルギーに適している。